TBS「音楽の日」総合司会はおなじみ中居&安住アナ 急性虫垂炎で昨年欠席の中居「ライブ感楽しみたい」
2023年06月19日 20:55
芸能
中居は「今年の『音楽の日』はお客さんを招いてご覧いただける場面もあり、久しぶりのライブ感を味わえるのが僕自身とても楽しみです。そして、アーティストの方々が持ってきた音楽の「ギフト」を皆さまにお届けして、目には見えない音楽が持っている力というものを感じていただけるように頑張りたいと思います。長丁場なので無理のない範囲で休みつつも、じっくりとご覧いただければと思います」とコメント。
安住アナは「コロナ禍のため、制限のある生活の中で物足りなさや、悔しさを味わった方がたくさんいると思います。そのような方々に日本を代表するエンターテイナーから、この『音楽の日』を通してギフトを贈りたいと思います。毎年いろいろと趣向を凝らしていますが、去年まではたくさんの制限がある中での放送でした。今年は制作陣、出演者一同フルスイングでお届けできればと思っています。楽しみにしていてください」と力が入っている。
中居は昨年は放送2日前に急性虫垂炎を発症し入院したため出演を断念。同局の江藤愛アナ(37)が代役を務めた。このほど開かれた取材会で、中居は「1年に1回の番組をお休みして、なんとなく“昨年は申し訳ないです”という雰囲気にしなきゃいけないのが面倒くさいですね。安住アナに“昨年の分、貸しがありますんで”とか言われるイラッとしますね」とジョーク交じりに笑った。昨年の放送はテレビで見ており「自分が出てない時のことを肯定していうのもあれですけど、すごく面白かったです」と、自身不在の番組も安心して見られたという。
一方で「僕がお休みになった時に、ちょっとグズグズになってほしいな、とか、ボロボロになったときに“中居の存在感際立つ”というのがあったらいいなというのがあったんですけど」と笑いながら明かし、「そつなくやってることにビックリしちゃって。途中で自分がいないことも忘れさせてくれるような番組でした」とたたえた。
中居の出演が取りやめになったのは放送2日前の午後。安住アナは「2日前の打ち合わせに来なかったんですよ。珍しいなと思って」。30分遅れで中居が来ることになったが、結局打ち合わせそのものが中止となり「中居さんはいないんで、やってください」ということが伝えられたという。中居も「ヤバいと思いますよ。自分も2日前に安住アナ、江藤さんがいなくなったら絶対にテンパる」と同情した。
それでも、安住アナは「出演者もスタッフも“中居さんがいたらこうするだろう”と、12年目でしたから意思疎通ができてた。“亡き監督の教え”みたいに、ここは中居さんだったらこう判断するだろう、ここは中居さんならトークを伸ばすだろう、みたいに話し合いながらやりました」と話し、中居がいることを想定することで乗り切った。
生放送が始まった当初は安住アナが「中居さん見てる?」と呼びかける場面もあった。中居は「夕方になったら一言も出てこなかった。あとは自分のペースでやります、みたいな雰囲気がとても良かった」と笑いつつ、安住アナのさすがの技量には脱帽した様子。
ただ、安住アナも「さすがに中居さんがいなくて、こんなに滞りなくやっちゃまずいんじゃないか」という考えも浮かんだ。中居は「そうだろ?そこに気を使えよ!滞りって大事で。“滞りあり”なんだよ!」と冗談めかして安住アナにツッコむと、「それで中居さんがいないとちょっとグダっちゃうな、というのもあるべきだと思ったんですよ。それを2、3回仕かけた」とわざとグダっとさせるような動きもしたという。だが「ほかの出演者とスタッフが鍛えられちゃってるから、俺がヌルッとしたのを全部カバーするので、結局破綻しなかったんですよ。江藤さんができるから」と、結果的に失敗に終わったことを明かした。