関根勤　アフターコロナの映画館で経験した冷戦「絶対にそれは阻止しよう、と」

　お笑いタレントの関根勤（69）が20日に自身のYouTubeチャンネルを更新。最近、映画館で遭遇した「珍客」について語った。 　視聴者からの「最近の無礼な人の話が聞きたいです」のリクエストに、「ちょっと前だったら、無礼なことに入る人なんですよ」と前置きして話し始めたのが、映画館を訪れた時のエピソード。一人で話題作「ワイルド・スピード/ファイアーブースト」を観に行った関根は、縦の階段と横の通路の角にあたる「上席」をゲット。上映時間を待っていると、若い客が近くへ。関根の前を通り過ぎたので、気にも留めずにいたら、反対側から来て、関根の隣に着席。「お前、コロナが明けたばっかりだぞ」と心の中で叫んだ関根は、「何で、オレの横だよ。いっぱい、（席が）空いてんじゃん、1個、空けろよ」と不満を漏らした。

　「こいつは、ここ（関根の席）に座りたかったんですよ」と心中を推測しながら、「だけど、もうコロナが明けてるから、“どけ”とか“（席を）空けろ”とかいう権利はない」とジレンマを告白。一度は席を離れようかと思ったものの、「でも、（どいたら）オレの席に来るじゃん。絶対にそれは阻止しよう、と」と“意地”を強調した。

　「ずーっと並んで観たよ」と笑わせた関根は「そいつ、変なところで笑ったりするんだよね。でも、ワイルドスピードが面白いから、気にならなかった」と最後はハッピーエンドで締めくくった。