「どうする家康」かくして瀬名は“悪女”になった…次回、自ら汚名?ネット悲痛「いっそ悪女設定の方が楽」

2023年06月26日 05:30

芸能

「どうする家康」かくして瀬名は“悪女”になった…次回、自ら汚名?ネット悲痛「いっそ悪女設定の方が楽」
大河ドラマ「どうする家康」第24話。“途方もない夢”を明かした瀬名(有村架純)だったが…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は7月2日、第25話が放送される。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第25話は「はるかに遠い夢」。武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)の手で暴かれた瀬名(有村架純)と松平信康(細田佳央太)の“慈愛の国”計画。それはやがて、織田信長(岡田准一)の知るところとなる。2人の始末をつけなければ、織田と戦になる。それでも徳川家康(松本潤)は信長の目を欺き、妻子を逃がそうと決意する。一方、瀬名は五徳(久保史緒里)に、姑は悪女だと訴える手紙を信長に宛てて書かせ、すべての責任を負おうとする。岡崎城を出た信康もまた、逃げ延びることを良しとせず…という展開。

 とうとう築山殿(瀬名)が処刑され、松平信康が自害した悲劇「築山殿事件」「信康事件」(天正7年、1579年)が描かれる。

 番組公式サイトなどに公開された次回あらすじ。注目は、瀬名が五徳に“書かせる”手紙。これは、徳姫(五徳)が父・織田信長に送り、築山殿や信康の罪状を告発した「十二ヶ条の訴状」とみられる。築山殿は「唐人医師・滅敬を愛人にし、武田と内通した」、信康も日頃から乱暴な振る舞いが多く「鷹狩りの際、僧侶を絞め殺した」などとされる。

 今作は「築山殿=悪女」の通説を採らなかったが、次回、自ら“汚名”を着せるようだ。

 SNS上には「いっそ、築山殿が悪女設定の方が楽」「確かに、ノッブや勝頼からしたら、瀬名は悪女ではあるね」「歴史上、悪女として伝えられている人物を才女として描けるのは、大河の醍醐味だと思う」「今回の話は、どうして瀬名が悪女って言い伝えられてきたかってのの、古沢さん及び制作陣からの答えだったんじゃないかな」「史実をおおよそなぞりつつも、瀬名ちゃんがなぜこのような夢を抱いたのかをとても丁寧に描き、瀬名ちゃんが悪女ではないと堂々宣言しているところ、潔い。瀬名の夢が今後の家康の『どうする?』に大きく影響していくんだな」などの声が上がった。

 ついにドラマ前半最大のクライマックスを迎える。
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