日本テレビ「最高の教師」　“時代の映し鏡”多感な若者の葛藤描く

　女優の松岡茉優（28）主演の日本テレビドラマ「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」（土曜後10・00）が、7月15日にスタートする。卒業式の日に生徒の誰かに殺された高校教師が、1年前の始業式にタイムリープし、死を避けるために生徒30人と命懸けで向き合う物語だ。 　福井雄太プロデューサーは、15年の「学校のカイダン」、19年の「3年A組―今から皆さんは、人質です―」を手掛けており、本作で学園ドラマ3作目となる。「学園ドラマは時代の映し鏡だと思います」と話す。学校という小さな“社会”を舞台に、多感な年齢の生徒たちを描くことで、その時代における若者が何を考え、何と葛藤しているのかが浮かび上がってくるという。

　また、作り手としての喜びを「羽ばたく可能性を十分に携えている方たちが一挙に集合して物語を作ること」と話す。「3年A組」は、永野芽郁（23）、今田美桜（26）ら数々のスターを輩出。今作でもニュースターの誕生が期待される。福井氏は「新しい才能と巡り合って切磋琢磨（せっさたくま）しながら物語を作るのは、凄く楽しくて実りがあります」と充実の表情だった。