足立梨花は「タツさん」TATSUは「リカちゃん。たまにピーチ姫」2人で涙したプロポーズ大作戦明かす

2023年06月26日 16:19

芸能

足立梨花は「タツさん」TATSUは「リカちゃん。たまにピーチ姫」2人で涙したプロポーズ大作戦明かす
<足立梨花、TATSU結婚会見>事務所の先輩である和田アキ子に結婚を会見の場を借りて報告するTATSU(左)と足立梨花(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 女優の足立梨花が26日、手話パフォーマンスユニット「HANDSIGN」のTATSU(年齢非公開)との結婚を発表。同日午後に都内でツーショット会見を行った。2人はこの日に婚姻届を提出。双方の所属事務所が発表した。近年、著名人のツーショット結婚会見は珍しく、TATSUは黒のスーツ、足立は薄紫のワンピースで登場。そして手話の通訳が同席する中で会見がスタートした。
 始めにTATSUが「本日はお忙しい中ありがとうございます。今日は私たちのためにお集まりいただきありがとうございます。これから記者会見をはじめたいと思います」とあいさつ。続いて足立が笑顔で「足立梨花です。私たちのために急きょお集まりいただきありがとうございます」と2人とも手話と声であいさつ。それぞれがマイクをサポートする“共同作業”を見せた。

 通訳を同席しての会見についてTATSUが「聞こえる人にも聞こえない人にも届けたいと思って(このような形での)会見を開きました。私たちの声を手話で通訳させていただきます」と説明。その姿を足立は優しい笑顔で見つめた。

 お互いの呼び方は足立が「タツさん」、TATSUが「リカちゃん。たまにピーチ姫とか呼んだりします。ケンカしちゃったりの時もリカちゃんと」と時折見つめ合いながら紹介。

 そしてプロポーズについて聞かれると足立が「ちょっと特殊だが、結婚しようと話したのが先だったので、プロポーズが後。そのタイミングで指輪も一緒に見てたりして、プロポーズが来ると分かっていたが、なかなか来なくて待っていて、友達と遊びにいった日に、相方のシンゴと友達と4人で行った時、試写会があるから見ようとしてたが、試写会の帰り際に突然ムービーが流れてきて、映画館を貸し切ってくれてて、思い出の写真とかコメントとか、僕が君の耳になるの音楽に乗せて。近くのチャペルで2人だけの空間のところで笑顔を守っていきたいです。僕と結婚してくださいと。プロポーズ来ると分かっていたので、想像はする。はるかにそれを超えてくる。その日に来るの一切気づかなくて、だまされた。素敵なサプライズを用意してくれた。初めてうれし涙を流した。自然と涙があふれてきた。私はよろしくお願いしますと。感情もきていたので、それだけ。後日、気持ちを手紙に書いておわたしした」と感動のサプライズがあったことを明かした。

 それについてTATSUは「足立は仕事のスケ(ジュール)が埋まっていて、映画館は1カ月前とかなので、なかなか決められなくて難しかったのがネック。試写会で4人はあやしい。友達とかエキストラ呼んでやった。まさか足立さんが涙を流すと思わなくて、逆に僕が泣いちゃった。思い出になるプロポーズができた」と2人して感動の涙を流したことを振り返っていた。

 足立は1992年10月16日誕生。2007年、「第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、08年にテレビ朝日系ドラマ「未来講師めぐる」で女優デビュー。天真爛漫なキャラでさまざなバラエティー番組に出演し、NHK朝ドラ「あまちゃん」で有馬めぐ役を演じ、 女優としても注目を集めた。

 TATSUは神奈川県出身で、江戸時代に農村の復興に尽力した二宮金次郎の末裔。2005年、ボーカル&手話パフォーマー「HANDSIGN」を結成し、歌とストリートダンスに手話を取り入れた活動を日本で最初に始め、新しいパフォーマンス・スタイルを確立した。2010年には、エンターテイメントの登門といわれるNYアポロシアターのコンテスト「アマチュアナイト」で優勝。2017年、実話を元に製作した楽曲「僕が君の耳になる」がスマッシュヒットを記録し、2021年に映画化された。

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