伊東四朗が「熱海五郎一座」初出演「来年に向けてハツラツと過ごします」 来年6月に第10回記念公演
2023年06月26日 19:05
芸能
劇団名は「伊東ならぬ熱海」「四朗ならぬ五郎」というシャレで三宅が命名。14年に新橋演舞場に初登場し、来年で演舞場シリーズも10回目を迎える。「熱海五郎一座」に初めて迎えられる伊東が演舞場の舞台に立つのは初めて。「毎年、満席の新橋演舞場で熱海五郎一座の公演を観ています。実にいいものです。あれは何年前の観劇の時か、前の席のご夫婦が、“結局、熱海五郎という人はどこに出てきたの?”と話していました。説明しようと思いましたが、止めときました。今回、シリーズ10回記念ということで、三宅さんが、私を呼んでくれました。来年に向けてハツラツと過ごします。どうなるか責任は持てませんが。」とコメントを寄せた。
一方、コメディーセンスも抜群な松下は16年の新橋演舞場シリーズ第3弾「ヒミツの仲居と曲者たち」以来2度目の出演。当時を振り返り、「軽演劇という笑いがテーマの舞台は初めてで緊張しましたが、三宅さんはじめ一座の皆さんに温かく迎え入れていただきました。喜劇のお芝居だけでなく、立ち廻りやタップダンスにも挑戦しまして、お客様の反応が嬉しくて演じることが楽しい、あっという間の1カ月でした」と述懐。
その上で、「いつか機会があれば、もう一度と願っていましたが、シリーズの10回目にお声がけいただき、本当に光栄です。しかも私が出演したドラマ“想い出にかわるまで”で私のお父さんだった伊東さんとご一緒できるなんて。たいへん嬉しく思っております」と喜びを口にした。
豪華ゲストの参加も決まり、三宅は「東京の軽演劇をなくしてはいけないという思いで伊東四朗一座を旗揚げし、熱海五郎一座になって来年で20年。演舞場シリーズも10回目。前回大好評だった松下由樹さんにも参加して頂き、ついに最後の東京喜劇人・伊東四朗さんの登場。面白くしなかったら喜劇の神様に怒られる」と気合いを入れている。
もちろん渡辺正行(67)、ラサール石井(67)、小倉久寛(68)、春風亭昇太(63)、東貴博(53)=交互出演、深沢邦之(56)=交互出演=のおなじみのメンバーも勢ぞろい。