黒柳徹子 父が日本に定着させた年末の風物詩「今は当たり前のようなことなんですけど」

2023年07月01日 17:12

芸能

黒柳徹子 父が日本に定着させた年末の風物詩「今は当たり前のようなことなんですけど」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(89)が、1日放送の日本テレビ系音楽特番「THE MUSIC DAY 2023」(後3・00)にVTR出演し、父の意外な功績や両親のなれそめについて明かした。
 「私を変えた音」のテーマを振られた黒柳は、「一つ音楽を選べと言われたら、ベートーベンの『第九』」と答えた。

 今でこそ世界中で年末の風物詩的な楽曲で、コンサートなどでも歌われるが、それを日本に定着させたのは、実は黒柳の父・黒柳守綱さんだったという。「今は年末の第九は当たり前のようなことなんですけど、父が当時、N響(NHK交響楽団)のコンサートマスターをやっていまして。“暮れに第九をやれば、たくさんお金も入ってくる”ということで、父たちは第九をやることに決めました」と明かした。

 年末の「第九」は、黒柳の誕生とも大きな関係があるという。「本当に運命的なことだと思うんですけど、母が音楽学校の生徒で、(第九を)歌いに来たんです。母はきれいでしたから、父はすぐにいいって思ったらしくて、父と母は結婚したという」。黒柳は第九とともに育ったといい、「母はしょっちゅ私をあやしながら歌っていた、子守唄だったんです」と話していた。
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