黒柳徹子 父が日本に定着させた年末の風物詩「今は当たり前のようなことなんですけど」
2023年07月01日 17:12
芸能
今でこそ世界中で年末の風物詩的な楽曲で、コンサートなどでも歌われるが、それを日本に定着させたのは、実は黒柳の父・黒柳守綱さんだったという。「今は年末の第九は当たり前のようなことなんですけど、父が当時、N響(NHK交響楽団)のコンサートマスターをやっていまして。“暮れに第九をやれば、たくさんお金も入ってくる”ということで、父たちは第九をやることに決めました」と明かした。
年末の「第九」は、黒柳の誕生とも大きな関係があるという。「本当に運命的なことだと思うんですけど、母が音楽学校の生徒で、(第九を)歌いに来たんです。母はきれいでしたから、父はすぐにいいって思ったらしくて、父と母は結婚したという」。黒柳は第九とともに育ったといい、「母はしょっちゅ私をあやしながら歌っていた、子守唄だったんです」と話していた。