石原良純 不祥事で作品配信停止の風潮に疑問「次の犯罪に走るっていうことではないでしょう?」

2023年07月02日 18:32

芸能

石原良純 不祥事で作品配信停止の風潮に疑問「次の犯罪に走るっていうことではないでしょう?」
石原良純 Photo By スポニチ
 タレントで気象予報士の石原良純(61)が、2日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演し、母親に対する自殺ほう助容疑で歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗=きのし=孝彦)容疑者(47)が逮捕された事件を受けての作品への影響について、自身の考えを語った。
 NHKは先月、猿之助容疑者が出演した昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などを、有料動画配信サービス「NHKオンデマンド」で配信停止にした。また先月16日に公開予定だった劇場版「緊急取調室 THE FINAL」も公開延期になっている。

 有料コンテンツや鑑賞券を買って見る作品にまで影響が及んでおり、良純は「配信を止めるとかって、どこまで必要なのか?というのが、今度のことで引っかかって」と率直な思いを口にした。

 今回以外にも、出演者らが不祥事を起こした作品が配信停止、公開中止になったり、DVDなどのコンテンツが発売を見送られるケースがある。良純は、「地上波はスポンサーがいて、そういういろいろな判断があるからできないにしても、配信って有料なわけでしょう?劇場に足を運ぶ、自分で配信を買う、お金を払う、それは一個人の今回の話ではなくて、作品としてて見た時に、全部を消し去ってしまうというのはずっと続くのかな?って」と、疑問を呈した。

 そういった作品を見た場合の悪影響についても、「それを見たから、それを連想して次の犯罪に走るっていうことではないでしょう?」とコメント。「猿之助さんのケースだけじゃなくて。過去の作品に出ている人にそういう人がいた時には、作品全部を否定するっていうことをやり続けるのかなって」と、あらためて首をかしげていた。
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