西岡徳馬 駆け出しの松田優作さんから掛けられた、あり得ない一言「オレ、知らねえぞって」

2023年07月03日 17:42

芸能

西岡徳馬 駆け出しの松田優作さんから掛けられた、あり得ない一言「オレ、知らねえぞって」
西岡徳馬 Photo By スポニチ
 俳優の西岡徳馬(76)が3日までに更新されたYouTubeチャンネル「丈熱BAR」にゲスト出演。「伝説の名優」松田優作さん(1989年死去)との衝撃の出会いを明かした。
 「東京ラブストーリー」や「極道の妻たち」シリーズなど、テレビ、映画で幅広く活躍する西岡は劇団「文学座」の出身。同期に村野武範、1期上に原田大二郎、2期下に角野卓造と、数多くの名優を輩出してきた「名門」だ。若い時代に切磋琢磨してきた「盟友」とのエピソードを披瀝する中、「(角野の)その下が松田優作だから」と出てきたのが、40歳で他界したレジェンドの名前だった。

 「オレが劇団員になった頃に、テレビに出たんだよ。その時に、(人力車の)車夫の役で“でっけえ男がいるな”って思った」のが優作さん。医者役の西岡と劇中で少し絡み、撮影後、メークを落としている西岡に、その「でっけえ男」が気軽に肩を叩いて声を掛けてきた。

 「西岡さん、この間の文学座のアトリエの芝居、あれ良かったですよ」

 初対面の西岡は、恐縮しながら、「ありがとうございます」と返答。「でっけえ男」に「あなたも、どこかで芝居やられてるの?」と聞くと、「ええ。文学座で」と、まさかの答えが返ってきた。

 「えっ文学座? オレ、知らねえぞって思って」。事情を聞くと、優作さんは当時、養成所を出た直後で、まだ先輩に「認知」されていなかったようだ。

 ホスト役の丈(小野寺丈)は「よく、そんな大先輩に“良かったですよ”って…」と大物らしい逸話に驚いていた。

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