上沼恵美子vs古舘伊知郎、28年ぶり因縁の対談現場に独占潜入!紅白司会の「真実」と「舞台裏」語る

2023年07月05日 06:00

芸能

上沼恵美子vs古舘伊知郎、28年ぶり因縁の対談現場に独占潜入!紅白司会の「真実」と「舞台裏」語る
28年ぶりに“直接対決”を果たした上沼恵美子(右)と古舘伊知郎 Photo By スポニチ
 タレント上沼恵美子(68)とフリーアナウンサー・古舘伊知郎(68)の“因縁対決”がこのほどお互いのYouTubeチャンネルで実現。本紙記者が、大阪市内のホテルで行われたこの1時間半、ノンストップの一本勝負に潜入した。
 2人は1994、95年、NHK紅白歌合戦の紅組、白組の司会をそれぞれ担当。しかし“舌戦紅白”と煽られたこともあり、現場でもピリピリムードが漂った。さらに翌96年は古館のみが続けて司会を務めたため、「上沼が拒否した」などと臆測が飛び、その後も再会することなく“犬猿の仲”と言われ続けてきた。

 実際、潜入した記者も94年、東京・渋谷のNHKホールで紅白を取材し2人の張り詰めた空気を感じていた。最近も、お互いの出演番組で名指しこそしないまでも、明らかにお互いをけん制し不穏な空気が漂っていた。

 今回の対決は上沼からの申し入れで実現した。「この年齢になってね、モヤモヤするのは嫌だったから。それなら一回、ちゃんと決着つけとこうと」と、第三者を通さず、正面切って古舘の所属事務所にオファー。「断られると思っていた」(上沼)が、あっさり快諾を受けた。

 高級ホテルの一室で待ち構える上沼は鮮やかなコバルトブルーのワンピース姿。首元には、蝶々をかたどった小さな金のブローチを着けていた。2015年に亡くなった実母の形見で「何の贅沢もしなかった母だったけれど、これを大事にしていてね。今日は母の力も借りようと思って…」と、いつになくソワソワしていた。

 そこに、この収録のためだけに東京からやってきた古舘が到着。部屋へのノックと同時に、いきなり「今日は、謝りに来ました!」と低姿勢で入ってきた古舘に、最初は面食らった上沼だったが、その後は一秒の沈黙もなく、丁々発止のやりとりが展開。2人の3年連続、紅白司会が実現しなかった「真実」と「舞台裏」も明らかになり、思わぬ大物司会者が“やり玉”に上がる場面もあった。

 28年ぶりの因縁対決を終えた上沼はスッキリした表情だった。「古舘さんから掛けられた言葉は100%本当とは思っていませんが、お互い年を重ねて…。でも、直接お会いできて良かった。やっぱり直接お話ししてみないと分かりませんね」と感慨深く振り返りながら「それにしても古舘さん、見た目変わってないね。ズルい!」と笑わせた。

 同対談は7日夜、前半部分45分を「上沼恵美子ちゃんねる」で、後半部分は「古舘伊知郎チャンネンル」で配信される。
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