上沼恵美子vs古舘伊知郎、28年ぶり因縁の対談現場に独占潜入!紅白司会の「真実」と「舞台裏」語る
2023年07月05日 06:00
芸能
実際、潜入した記者も94年、東京・渋谷のNHKホールで紅白を取材し2人の張り詰めた空気を感じていた。最近も、お互いの出演番組で名指しこそしないまでも、明らかにお互いをけん制し不穏な空気が漂っていた。
今回の対決は上沼からの申し入れで実現した。「この年齢になってね、モヤモヤするのは嫌だったから。それなら一回、ちゃんと決着つけとこうと」と、第三者を通さず、正面切って古舘の所属事務所にオファー。「断られると思っていた」(上沼)が、あっさり快諾を受けた。
高級ホテルの一室で待ち構える上沼は鮮やかなコバルトブルーのワンピース姿。首元には、蝶々をかたどった小さな金のブローチを着けていた。2015年に亡くなった実母の形見で「何の贅沢もしなかった母だったけれど、これを大事にしていてね。今日は母の力も借りようと思って…」と、いつになくソワソワしていた。
そこに、この収録のためだけに東京からやってきた古舘が到着。部屋へのノックと同時に、いきなり「今日は、謝りに来ました!」と低姿勢で入ってきた古舘に、最初は面食らった上沼だったが、その後は一秒の沈黙もなく、丁々発止のやりとりが展開。2人の3年連続、紅白司会が実現しなかった「真実」と「舞台裏」も明らかになり、思わぬ大物司会者が“やり玉”に上がる場面もあった。
28年ぶりの因縁対決を終えた上沼はスッキリした表情だった。「古舘さんから掛けられた言葉は100%本当とは思っていませんが、お互い年を重ねて…。でも、直接お会いできて良かった。やっぱり直接お話ししてみないと分かりませんね」と感慨深く振り返りながら「それにしても古舘さん、見た目変わってないね。ズルい!」と笑わせた。
同対談は7日夜、前半部分45分を「上沼恵美子ちゃんねる」で、後半部分は「古舘伊知郎チャンネンル」で配信される。