工藤静香 in台北 300人熱烈歓迎!9月30年ぶり台湾ライブ 「一曲一曲を大切に届けられたら」

2023年07月06日 04:30

芸能

工藤静香 in台北 300人熱烈歓迎!9月30年ぶり台湾ライブ 「一曲一曲を大切に届けられたら」
台湾・台北松山空港でファンにサインをする工藤静香 Photo By スポニチ
 歌手の工藤静香(53)が5日、台湾・台北市内で会見を行い、9月2日に同市の国父紀念館で行われる単独ライブに向けた意気込みを語った。台湾での公演は1993年6月以来、30年ぶりとあって「ずいぶんと待ってくださったファンの方もいらっしゃる。このような機会に来ることができて幸せ」と笑みを浮かべた。
 現地時間の正午前、松山空港には約300人のファンやメディアが待ち構えていた。出国ゲートから工藤が姿を現すと、ファンは「シズカー!」「アイ・ラブ・ユー!」とやまない声援を送り続けた。工藤も一人一人にサインを書いて回るなど交流を楽しんだ。その姿を画面に収めようとメディアも殺到しファンと報道陣とスタッフが入り乱れてもみくちゃになった。

 市内のホテルで行われた会見には、50媒体以上150人の現地メディアが駆け付けた。美の秘訣(ひけつ)や得意な手料理など、矢継ぎ早に質問を受けた工藤は「(美を保つために)食事に気を使っています」、「料理のアイデアに困ったら家族にリクエストを募集します」などとざっくばらんに回答。写真撮影でもさまざまなポーズの要求に応える“神対応”で、地元テレビ局のスタッフらを喜ばせた。

 台湾でのライブは、自身初の海外公演となった1993年のアジアツアー以来となる。当時、台湾では、日本のドラマや歌番組が衛星放送や海賊版ビデオなどで見られていた。工藤は同年2月に代表曲「慟哭」をリリース。同曲が主題歌で自身も出演したフジテレビ月9ドラマ「あの日に帰りたい」が同年1~3月に放送された。台湾でも人気は沸騰し、ライブに1万人のファンを動員した。

 それから30年がたっても人気は健在。今回の公演のキャッチフレーズは「全才女神歌姫(才色兼備の歌姫)」の「再降臨」。工藤は「30年前とは歌い方も、お客さんの曲の捉え方も変わっている。だからこそ一曲一曲を大切に届けられたら」と2カ月後の本番に向けて気合を込めた。


 ≪30年以上前からの工藤ファン 魅力を熱弁「美しいだけでなく歌も実力派」≫空港には30年以上前からの工藤ファンも多く集まった。IT企業に務める男性(46)は、「美しいだけでなく歌も実力派。それが彼女の素晴らしさ」と魅力を熱弁した。工藤は19年に、次女Koki,の仕事の付き添いで台湾を訪れたことがある。男性にとってはその時以来の“再会”となり「また会えてうれしい。今回はサインをもらえた。絶対に9月のライブもチケットを入手する」と興奮気味だった。

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