杏　フランス・パリ移住は「思いつきというか、いいかもぐらいな感じで」父・渡辺謙も「いいじゃん」

　女優の杏（37）が8日放送の日本テレビ「マツコ会議」（土曜後11・00）にゲスト出演。フランス・パリへの移住を決めた当時について語った。 　この日はパリからリモート出演。父で俳優の渡辺謙（63）もサプライズで登場し、杏とは民放初の親子共演であることを明かすとMCのマツコは「ちょっともうぐうの音も出ないわ」「いや、シャレオツな親子」と感激した。

　杏は昨年、子供3人とパリに渡り、新生活をスタートさせた。家族のベッドなど家具を手作りしたり、自宅にアナウンスブースを作り、リモートで日本の番組ナレーションの仕事にも対応。さらに今月公開の映画「キングダム　運命の炎」にも出演するなど、精力的に日本の仕事も行っている。

　マツコは「お父様が横にいるとなると私もね、なかなかちょっと、気は使ってしまうのですが。杏ちゃんに聞きたかったことがあるんですよ、私は」とし、「杏ちゃんが、まあね、ちょっとほら、ふんわり言うけど、いろいろあったじゃない。で、お子さん、双子のお子さんもいるんだからね。頑張って生きてる中で、パリっていう選択肢っていうのは凄く意味みたいなものを感じて。どういう思いで、パリ移住を決めたのかなって」と質問した。

　杏は「意外と凄く深く考えてはなくて。割とただ、いいかもって思ってから、いろんな人に話をしてみたりとか、もちろん父にも“なんかフランス行こうと思うんだけど”、“いいじゃん”みたいな感じだったので」と告白。「で、自分も途中で準備2年半あったので、どっかでもしかして“やっぱりやめようかな”って思うのかなって最初ちょっと、うっすら思ったんですけど、意外とそんなことなく突っ走って移住まで行ったので」と続けると、「最初の発端は本当に思いつきというか、“いいかも”ぐらいな感じできました」と振り返った。

　杏は2015年に俳優の東出昌大と結婚。双子の女児と、男児の3人の子をもうけたが、20年に離婚していた。