宝塚歌劇団で“ファイナルファンタジー”上演 宙組新トップ・芹香斗亜「ファンの1人。心躍る演目」

2023年07月10日 15:57

芸能

宝塚歌劇団で“ファイナルファンタジー”上演 宙組新トップ・芹香斗亜「ファンの1人。心躍る演目」
<宝塚歌劇会見>宝塚歌劇110周年概要発表会でポーズをとる(左から)花組・柚香光、星組・礼真琴、リモート出演の雪組・彩風咲奈、宙組・芹香斗亜、月組・月城かなと (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 宝塚歌劇110周年の概要発表会が10日、兵庫・宝塚ホテルで行われ、大ヒットゲーム「ファイナルファンタジー」の世界を舞台にした「FINAL FANTASY XV1(16)」が宙組で上演されることが発表された。110周年を記念した日本物レビュー「宝塚110年恋のうた」とあわせて5月17日、兵庫・宝塚大劇場で上演する(6月23日まで。東京宝塚劇場では7月13日~8月25日)。
 6月12日に就任したばかりの新トップスター・芹香斗亜(せりか・とあ)は「私もファンの1人でありますファンタジーシリーズのミュージカル化ということで、個人としても大変心躍る演目」と笑顔が弾けた。

 さらに「110年もの間、常に挑戦を続け、守り続けてくださった諸先輩方。そして、何よりも宝塚歌劇を愛し続けてくださる皆さまに感謝の気持ちを込めて、宙組一丸となって取り組んで参りたい」と決意を語った。

 また「110年の歴史の中で、宙組はまだ25周年。成人したばかりの組ですので、新たな魅力を生み出していきたいという思いのもと、アグレッシブさ、大胆さでいきたい」と早くもリーダーとしての自覚を漂わせた。

 この日の会見には花組トップスター柚香光(ゆずか・れい)、月組・月城かなと(つきしろ・かなと)、星組・礼真琴(れい・まこと)、宙組・芹香斗亜(せりか・とあ)が出席。東京公演中の雪組・彩風咲奈(あやかぜ・さきな)はリモートで参加し、全5組のトップが集結する貴重な“瞬間”となった。

 なお、雪組では9年ぶりとなる「ベルサイユのばら」をフェルゼン編で上演。また10年に1度開催される人気イベント「大運動会」が10月16日、大阪城ホールで行われることも発表された。

 なお、2024年の前半上演演目は以下の通り。

 1月1日~2月4日=星組「RRR×TAKA“R”AZUKA/VIOLETOPIA」
 2月9日~3月24日=花組「アルカンシェル~パリに架かる虹」
 3月29日~5月12日=月組「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA110!」
 5月17日~6月23日=宙組「宝塚110年の恋のうた/FINAL FANTASY XV1」。日程はいずれも宝塚大劇場。
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