前明石市長・泉房穂氏 橋下徹氏&松井一郎氏のコンサル会社設立計画を批判「情けない気持ちになった」

2023年07月10日 22:36

芸能

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(59)が10日に自身のツイッターを更新。元大阪府知事・橋下徹氏(54)と前大阪市長・松井一郎氏(59)が設立を計画していたコンサル会社について言及した。
 橋下氏はこの日、松井氏とともに立ち上げた会社「松井橋下アソシエイツ」が行政への調整役として“口利き”として批判されていることや同社のホームページが閉鎖されたという記事を紹介。その上で「民間人になってまでこんな批判を受けるのはめんどくさいので活動は中止。国会議員の不透明な口利きを透明化するための中小企業支援モデルを作ろうとしたが止めた」と、計画を中止したことを明かした。

 さらに「俺のことをいくらでも批判すればいいが、結局、国会議員や元国会議員たちの不透明な政治資金・政治献金と怪しい行政介入・口利きは放置状態。政治力のない中小企業は政治行政の支援を受けられないまま」と指摘。「民間から透明公平な中小企業支援モデルを作ろうとしたけど、アホくさ。私利私欲で生きるのが一番やね」と皮肉的な言葉を並べた。

 この件について、泉氏は「ホームページを見た瞬間、唖然とし、首を横に振った。『これはアカン』と思わず口に出てしまったくらいだ」と批判。

 「これは“事実上の口利き”で、政治家としては、たとえ辞めた後でもやってはいけないことだ。そこまでお金に困っているわけでもなかろうにと、情けない気持ちになった」とツイートした。

 また「『自民』と『維新』の違いを、『古い利権』と『新しい利権』の違いと評した方がいた。「自民」から『維新』への流れを、『古いしがらみ』から『新しいしがらみ』への流れと評する方もいる。古かろうと新しかろうと、『利権』や『しがらみ』や『口利き』はどうかと私は思う」と持論を展開した。
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