「どうする家康」家康黒幕説?松潤も期待「解釈楽しみ」本能寺で第3形態に!岡田信長「役割は果たせた」
2023年07月11日 05:00
芸能
本能寺の変は“戦国最大のミステリー”といわれるだけあり、過去の大河でも大きな見せ場。1996年放送の「秀吉」では故渡哲也さんが信長を演じ、最期は「人間50年」の一節で知られる舞「敦盛」を踊り、立ったまま首をかき切って自害。吉川晃司(57)が演じた2009年放送の「天地人」では、本能寺が爆発した。
これまでの大河にない、独特の関係性を作り上げた岡田・信長と松本・家康。いよいよ“クライマックス”を迎え、岡田は「家康は“本能寺”でギアチェンジをし、皆さんが知る天下人になっていく。そのきっかけとしての僕の役割は、ここで家康の心に何を残せるかに尽きると思ってやってきました」と振り返った。歴史の名場面が、今作ではどのように描かれるのか注目が集まる。
◇コメント全文
▼松本潤 「本能寺の変」は、日本史を学んだ人なら、きっと誰もが知っている事件です。その有名なエピソードを、今回「どうする家康」がどのように描き、また信長さんと家康の内面がどのように描かれるのかについては、僕自身ずっと楽しみにしていた部分でもあります。ご覧になる皆さんが、今回の「本能寺」をどうご覧になり、解釈してくださるか楽しみですし、何より、自分たちが芝居で表現したものを、多くの方に楽しんでいただけたら幸いです。
▼岡田准一 家康が、自分が思い描く天下というものを強く意識するのが「本能寺」。信長とは思い描く未来が違うということに家康が気づくシーンがあって、僕はそこを凄く大事だなと思って演じました。「信長超え」と言ったら変ですけど、「本能寺」で3回目くらいのギアチェンジがあり、家康は「第3形態」になります。ちょうどそのあたりから、皆さんが知る天下人・徳川家康になっていく。そのギアチェンジのきっかけとしての僕の役割は、ここで家康の心に何を残せるかということに尽きると思ってやってきました。実は2日くらい前の撮影で、松本君がぐちゃぐちゃになる芝居を見られたので、僕の役割は果たせたのかなと思っています。ここから「どうする家康」はもっともっと面白くなるので、是非楽しみにしていてください。