将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は13日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選1組1回戦の残り1局を行い、先手の佐々木勇気八段(28)が折田翔吾五段(33)を85手で下して準決勝に進出した。7年ぶり2度目の2次予選進出となった佐々木は、その16年も1回戦を突破したが、準決勝で敗れている。
この日で2次予選の1回戦は全6局が終了した。1回戦突破者は佐々木の他、高田明弘四段(21)、斎藤明日斗五段(24)、菅井竜也八段(31)、横山泰明七段(42)、深浦康市九段(51)。各組の準決勝は18日の稲葉陽八段(34)―高田戦から順次行われる。
現在のタイトルホルダーは藤井聡太王将(20)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=。