ロケ中の事故で負傷　電子オルガン奏者の小椋寛子さん番組生出演「ご心配をおかけして申し訳ございません」

　ロケ中の事故で負傷した電子オルガン奏者の小椋寛子さん（30）が15日、朝日放送（ABC）テレビの情報番組「おはよう朝日　土曜日です」（関西ローカル）に生出演し「ご心配をおかけして申し訳ございません。医師の許可を得ましたのでお仕事を無理のない範囲で復帰させていただきます」と話した。 　小椋さんは11日、和歌山県田辺市で行った海のレジャーの収録に同局の増田紗織アナウンサー（26）とともに参加。海上にマットレス状の浮輪ボートを浮かべ、水上バイクが引っ張るレジャーの体験取材をしていたが、突風にあおられて約2メートルの高さから落下してしまった。2人は一時意識を失い、病院に救急搬送された。小椋さんは右側腹筋挫傷など、増田アナは右骨盤や右肩などを打撲した。2人とも入院はせず、同日中に帰宅した。

　増田アナは13日のラジオ番組出演を見合わせた。15日は当初から番組への出演予定はなく、17日の「おはよう朝日です　祝日版」初回放送には出演する予定。同局は謝罪した上で「番組収録で、よりいっそう安全対策に万全を期します」とコメントしていた。