人気ロックバンドTOTOが大阪で老若男女沸かす　「ドウモ！オオサカ」かボルテージ上がりっぱなし

　1980年代にヒット曲を連発した米国ロサンゼルス出身の人気ロックバンド「トト（TOTO）」が15日、大阪市港区のAsueアリーナ大阪（大阪市中央体育館）で「TOTO　2023」大阪公演（スポーツニッポン新聞社後援）を行った。 　オリジナルメンバーのスティーブ・ルカサー（65）、バンドの代表的ボーカリストのジョセフ・ウィリアムズ（62）に新たなサポートメンバーを加えた4年ぶりの日本ツアー。入場時の「ドウモ！オオサカ」のかけ声とともにライブがスタートすると、3曲目の「ホールド　ザ　ライン」で早くも場内はヒートアップした。

　序盤からTOTOサウンドは全開。アリーナ席もスタンド席もオープニングから総立ちとなる盛り上がりだった。ラストは、ロザーナから大ヒット曲「アフリカ」へとつなぎ、最後まで観客席のボルテージは上がりっぱなしとなった。ファン層は高校生ぐらいの年齢から高齢層まで幅広く、今回のツアーTシャツや以前の来日時の特製Tシャツを着たファンらで熱気が充満していた。

　10日の福岡公演からスタートした今回の来日公演は、金沢、名古屋、大阪、広島、仙台、盛岡、東京の8カ所となっている。