秋山竜次　アルツハイマーの祖母を思い怒った過去　母親明かす「なんて優しいんだ…私の心から消えない」

　お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次（44）が16日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」（日曜後10・00）に出演。母親が披露した家族思いなエピソードに「そんなの覚えてたんだ」と驚いた。 　今回は秋山の母親が電話出演。「ちっちゃいときは大人しくて内向的。後ろに隠れるような子供だった」と説明し、秋山が芸人を目指すときは「賛成はあまりしませんでした。東京に行くと寂しいですから。お笑いで大丈夫なんかなと思った」と心配も。現在の活躍には「ここまで苦労してきた甲斐があったんだろうなと。よく頑張ったな思います」と称えた。

　また「私の母が70歳過ぎにアルツハイマーになった。みんなで別府に（旅行へ）行こうってなったとき、大変だから“デイサービスに預けていこう”と私が決めて。そしたら、兄弟3人が“行かない”って言うんです。“そんなことするんだったら自分たちは行かない”って怒って」ということも。「なんて優しいんだろうと。その気持ちがうれしくて、一緒に別府に行った。これが私の心から消えない。親思いの子です」と明かした。

　秋山は「母ちゃんは（家族に）気を使っていた」と理解しながらも祖母も連れて行きたいという思いがあったそう。「そんなの覚えてたんだ」とビックリしつつ「頑張るからまた帰ったら温泉でも行こうよ」と母親と約束していた。