まつむら眞弓 新選組ゆかりの壬生寺で朗読劇を上演「これからも続けていけたら幸せ」

2023年07月17日 14:56

芸能

まつむら眞弓 新選組ゆかりの壬生寺で朗読劇を上演「これからも続けていけたら幸せ」
京都の壬生寺で昨年に続き朗読劇を上演した、まつむら眞弓 Photo By スポニチ
 女優まつむら眞弓(年齢非公表)が16日、新選組ゆかりの寺として知られる京都市中京区の壬生寺塔頭・中院で朗読劇を上演した。同寺での公演は昨年に続き2度目となった。
 新選組の結成から160年という節目の年。新たに建立された副長・土方歳三の胸像の除幕式も行われるなど、境内は大にぎわい。そんな中でまつむらは2作品を熱演し、メモリアルイヤーを彩った。

 まず披露したのは生誕100周年を迎えた作家・池波正太郎氏の短編小説「色」を抜粋して約45分に凝縮した一編。夫を亡くした経師屋の女房・お房さんと土方との出会いと別れを描いた恋物語で、まつむらは「お房さんが話す京言葉も出てきて、そこにひかれました」と作品を選んだ理由を説明した。

 後半は創作怪談朗読劇「新選組異聞 怪談あかずの井戸」を川合絃生さんの三味線伴奏に乗せて上演。幕末の京都、ある呉服問屋で起きた悲劇に始まる物語で、こちらは昨年に続いての再演だ。

 会場には1965年にNET(現・テレビ朝日)で放送された「新選組血風録」で主役の土方歳三を演じた俳優の栗塚旭(86)の姿もあり、「土方と言えば栗塚さん。2年続けて来ていただきました」とまつむらも感激。そして「壬生寺ではこれからも続けていけたら幸せです」と声を弾ませた。9月30日と10月1日には東京・中野区の宗清寺で公演を予定していると明かした。
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