元トップコンビ・大地真央＆黒木瞳が宝塚音楽学校110周年記念式典に出席　スターたちの思い出話も続出！

　女優・大地真央（67）、黒木瞳（62）ら元タカラジェンヌが18日、兵庫・宝塚大劇場で行われた「宝塚音楽学校創立110周年記念式典」に出席した。 　ステージにも上がった大地は、現役の110、111期生らとともに校歌を斉唱。「1番は完璧に覚えていたけれど2番、3番になるとあやしくて、必死で袖で覚えました」などとおちゃめに明かした。

　学生時代を振り返り「成績は中の下でしたけど、楽しんでました。寮の門限ギリギリに走って帰って、寮では余興をして。笑い声を立ててはいけないので、ロッカーに首を突っ込んで笑ったり…」と当時を懐かしんだ。

　大地とトップコンビを組み、この日も共に取材に応じた黒木は「大変な事も多かったけれど、あの（音楽学校の）2年間はかけがえのない財産」と話し「今日は気持ちも10代に戻りました」と笑った。

　舞台で「宝塚我が心の故郷」を独唱し美声をとどろかせた加茂さくら（86）は「今日は“生きてて良かった”と思いました」と笑わせ、学生時代を回顧。当時はまだグレーの制服がなく「緑のはかまで、京都から7回ぐらい乗り換えて通ってた。遅刻しそうになった時ね、当時（京都を）走ってた路面電車の運転手さんに“遅刻しそうなんですぅ”ってかわいくお願いしたら何と3分、早めてくれたの」と武勇伝を披露し爆笑を誘った。

　ステージには甲にしき（81）、杜けあき（63）、湖月わたる（52）らも登壇。客席には「ベルサイユのばら」の初代オスカル、榛名由梨（77）や元星組トップの北翔海莉らOG約1200人が出席した。

　宝塚音楽学校は1913年7月15日に宝塚唱歌隊としてスタートしたのが始まり。これまでに約4800人を輩出している。