大空幸星氏 ビッグモーター不正問題に「大手でしっかりしているだろうというイメージで使いがち」
2023年07月20日 14:07
芸能
同社が損害保険各社に請求した自動車保険の保険金水増し額は1台当たり約3万9千円だった。2022年11月から今月16日までの自主調査として18日に公式ホームページで発表した。水増し額は今後の調査で変わる可能性がある。兼重宏行社長が報酬全額を1年間返上することを柱とする社内処分も発表した。社会的信用が失墜しており、問題を収束できるかどうかは不透明な状況となっている。
番組では、21年当時、工場長がわざとタイヤをパンクさせているとする動画を放送。元整備責任者によると、タイヤ代は保険会社が負担、工賃は車のドライバーに請求する仕組みで、車検の際に、実施していないオイル交換を「オイル交換した」と偽り、その料金をドライバーに請求していたという。
大空氏は「僕も車を運転するんですけど、どうしても少し擦っちゃうことがみんなあると思う。下町の板金屋さんとか整備工場は日本は凄い多いですよね。素敵な所はたくさんあるんだけれども、ちょっと使うのに勇気がいるところもある」と自身の感覚を述べ、「そうするとこういう大手でしっかりしているだろうというイメージで使いがち。そうした消費者の安心感みたいなものをうまく逆手にとっている。もしかしたら保険会社もここはしっかりした企業だから大丈夫だろうという感覚があったかも知れない」と指摘。
そのうえで「営業の社員だったらまだしも、おそらく整備士さんとか今回関与した人たちも最初は車が好きで技術を習得してこの会社に入ったはず」とし、「だから車を故意に傷つけるのは感覚的に理解できない。これは会社、組織ぐるみではないのかも知れないけれども、会社全体として技術者のそもそもの矜持というか、なんでこの会社に入ってなんで車を好きになったのか、その原点に立ち返っていただきたい」と持論を述べた。