古市憲寿氏 ビッグモーター社長の会見に「実はよく考え抜かれた会見。会社組織の維持存続を…」
2023年07月26日 10:44
芸能
番組では、ビッグモーター関係者へのインタビューを放送。元整備責任者の男性は「経営陣に責任がないというところを強調するだけで問題の解決に取り組もうという意識は感じられなかったです」、現役社員は「現に私も営業の方で不正請求をやったことがあったので、店長に詰められて。幹部の人が現場を詰めるので、現場の人はせざるを得なかった」と話すなどした。
古市氏は「実はこれはよく考え抜かれた会見じゃないのかなと思っていて、確かに社長の発言は違和感を覚えることがたくさんありましたよね。でもこの社長は辞めるわけですよね。今の専務が新しい社長になる。その専務の会見というのが結構、理路整然としていて、ちゃんと一般の人の疑問に答える内容だったと思うんですね」と言い、「つまり社長の会見がこうやってメディアでどんどん報じられて印象が悪くなると思うんです。でもこの社長はいなくなるということで、ある種、ビッグモーターという会社組織の維持存続を考えたら結構考えられた構成だなってことは思いましたね」と自身の見解を話した。
ここで司会の谷原章介が「あえて(社長が)自分が悪者になった?」と聞くと、古市氏は「そこまでたぶん社長は考えてなくて、社長が正直、何を言うか分からないじゃないですか。だからたぶん会見を仕切るか考えた人が、社長が何言うか分からない、だからこそ逆にそれを織り込んで、何を言ってもらってもいいようにっていう構造にしたのかなって思っちゃいました」と話した。