宝塚花組新人公演 初主演の天城れいん「とても幸せだった」

2023年07月27日 20:42

芸能

宝塚花組新人公演 初主演の天城れいん「とても幸せだった」
「鴛鴦歌合戦」で新人公演の初主演をつとめた天城れいん(右)とヒロインの朝葉ことの Photo By スポニチ
 宝塚歌劇団花組公演「鴛鴦(おしどり)歌合戦」の新人公演が27日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、入団6年目の天城れいん(あましろ・れいん)が初主演を務めた。
 伝説の銀幕スター・片岡千恵蔵も映画で演じたオペレッタ喜劇で天城は着物姿もりりしく、軽やかなセリフ回しでモテモテ男、浅井礼三郎を好演。初主演に開演前は「緊張が大きかった」というが、トップスター柚香光(ゆずか・れい)から「楽しんでやっておいで」と背中を押され、幕が開いてからは「お客さまの拍手が本当にうれしくて、とても幸せだった」と振り返った。

 人生初の客席降りに「お客さまが近くてドキドキしてしまったんですけど、銀橋でも舞台からでも、ちょっとした反応や拍手にすごく温かいものを感じました」と客席に感謝した。

 また入団7年目で初ヒロインとなった朝葉ことの(あさのは・ことの)は、本公演でもエトワールを担当するほどの実力派。チャキチャキした町娘で、度々笑いを誘った。「ライトがあまりにもまぶしすぎて、目がくらんだり“真ん中を取る”(位置取り)ことの難しさをあらためて感じました」と初々しかった。 
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