早見優　生まれて初めてもらったファンレターの「微笑ましい」思い出　「これって、私…」

　歌手でタレントの早見優（56）が29日に更新されたYouTubeチャンネル「やっちゃえ伊藤かずえ」にゲスト出演。デビュー当時の、ちょっと笑えるエピソードを告白した。 　早見と、ホステス役の伊藤かずえは、全く同じ日に歌手デビュー（1982年4月21日）。小泉今日子や中森明菜、堀ちえみ、石川秀美らを生んだ「花の82年組」として、歌だけでなく、ドラマ、バラエティーでも活躍してきた。

　「（デビュー当時の）優ちゃんの記事で覚えているのが…」と伊藤が紹介したのが、ハワイ育ちの早見らしい内容。「よろしくお願いしますって何のことか分からないって。何をよろしくお願いするのか分からないのに、みんな、挨拶で“よろしくお願いします”って言ってるって」。当時を思い出した早見も、笑顔を浮かべながら、「よろしくお願いしますって、メチャクチャ他力本願じゃない?　自分で何とかしなきゃいけないんじゃないの」と発言の“真意”を説明した。

　デビュー当時の苦労として、昭和定番の「デパート屋上のキャンペーン」を挙げた早見は、初めてもらったファンレターの思い出についても語った。「先輩の松田聖子さんの会報に“今度デビューします”って小さなチラシを入れてもらって」。それを見たファンから届いた5通のうち、3通が女の子だった。「（読んだら）今度デビューする、早見優くんへ、スポーツは何をやってるんですか?　サッカー?って。これって、私、男だと思われてるって」

　今では女の子の名前としてスタンダードな一文字の「優（ゆう）」も、当時は「優（まさる）」が主流だったための微笑ましい話。早見は「返事書いて。女の子ですって」と当時を懐かしんでいた。