市川猿之助被告保釈 原宿署周辺は騒然 スマホかざす人、「どうしたの?」と立ち止まる人…

2023年07月31日 20:53

芸能

市川猿之助被告保釈 原宿署周辺は騒然 スマホかざす人、「どうしたの?」と立ち止まる人…
スーツ姿で原宿署を出る市川猿之助被告 Photo By スポニチ
 両親への自殺ほう助の罪で東京地検に起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)が31日、保釈保証金500万円を納付し、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。弁護人が28日に東京地裁に保釈請求し、東京地裁がこの日、保釈を認める決定をした。検察側は決定を不服として準抗告したが、地裁は退けた。
 午後8時27分頃、黒いスーツ姿で原宿署から出てきた猿之助被告は詰めかけた約100人の報道陣に向かって深々と6秒一礼。その後署に向けても頭を下げた。多くのカメラが言葉を待ったが何も語らず、そのまま車に乗り込んだ。白髪交じりで、髪の毛は伸びていた。視線は揺らぐことなく、足取りはしっかりしていた。

 起訴状によると、両親の自殺を手助けするため、5月17日、東京都目黒区の自宅で向精神薬を両親に服用させ17~18日に死亡させたとしている。

 JR原宿駅から徒歩約5分の場所にある原宿署。通りがかる人も多く、保釈された際には約20人が署の周りに集まり、スマホをかざして撮影する姿が見られた。また「何が起きた?」「どうしたの?」と立ち止まってのぞき見る人もいた。

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