市川猿之助被告 裁判のポイントは「一家心中が決まった動機、主導したのは誰か」
2023年08月01日 04:40
芸能
3人に自殺の意思があったのか、家族会議の内容などが争点。猿之助被告がどの程度関与していたかで、罪の重さが変わるという。しかし両親の顔にビニール袋をかぶせるなど「悪質と捉えられる行為」もあり、この点がどう響くかも重要だ。
嵩原安三郎弁護士はこれに加え、猿之助被告が処方された睡眠薬と両親の死の因果関係もポイントだと指摘。死因はともに、向精神薬中毒の疑い。「該当の薬には致死量があり、本人たちがその量を飲んで亡くなったのか」を証明する必要があると話す。本当に薬を飲んだだけで死に至ったのかを確認するべきだという。だが、一連の週刊誌報道などが心中の動機となった可能性もあり、「考慮の対象となると思います」と語った。