猿之助被告の保釈金が500万円だった理由 弁護士が解説「うんと凶悪犯罪ではないということで」
2023年08月01日 15:36
芸能
保釈金額の決定について、菊地氏は「(罪状によって)だいたいの相場というのはあります」と解説。「たとえば同じ100万円払うといっても、経済力がある人が払うのと、ない人が払うのとでは意味合いが違う。保釈金を払うというのは、逃亡を防止するという意味もありますから、そのお金を捨てて逃げたらキツいな…と思う金額でないといけないということで、経済力のある人は保釈金が高くなるという傾向があります」と、一般論を付け加えた。
猿之助被告が支払った保釈金は500万円。歌舞伎界のスーパースターが支払う額としては低いとの声も聞かれるが、菊地氏は「自殺ほう助というのが、軽い罪だとは申し上げませんけど、上限が(懲役)7年ということ。うんと凶悪犯罪ではないということで、この金額に落ち着いたんだと思います」と推測した。