霜降り明星・せいや「10億、100億稼ごうが、これだけは約束してくれ」祖父から厳命されていることは…

　お笑いコンビ「霜降り明星」のせいや（30）が、7月29日深夜放送のABCラジオ「霜降り明星のだましうち!」（土曜深夜1・00）に出演。祖父から厳命されていることを明かした。 　番組では相方・粗品の実家、焼肉屋がもうすぐ50年を迎えることから、粗品が通販などを「本格的にやりたい」と明かし、せいやに出資を求めた。すると、せいやも「1000万なら出せる」とリアルな金額を口にし、笑っていた。

　そこで、自ら飲食店を経営しないのかと尋ねられたせいやは「じいちゃんに10億、100億稼ごうが、これだけは約束してくれって。“飲食だけはするな”って」とどれだけ稼いでも飲食経営には手を出さないよう厳命されていると明かした。

　その理由として「じいちゃんも飲食やってたから。めっちゃやってんねん」とせいやの祖父も飲食経営の経験があるといい「じいちゃんの苦労話聞くのめっちゃ好きやねんけど、仕事20か30ぐらい転々としててんて。オカン生まれるまで」とあらゆる飲食経営に乗り出したという。現在は立ち上げた会社の会長になり、落ちついているものの「うどん屋とか焼肉屋とかやってたみたいで、ばあちゃんは“ほんま大変やった”って」と昔の苦労話を聞くと語った。

　せいや同様に「じいちゃんも好奇心旺盛でうまいうどん食ったら“コレや！”って四国行って修行して大阪帰って来てうどん屋やろうとか“ばあちゃんに止められて途中で辞めてもうたけど、四国のうどんを大阪で最初にやってたのは、わしや”とか、学生が食いつきそうなバーガーの店とかやってたけど、全部うまくいかへんかってんて。借金もえぐぐてみたいな」とあらゆることに興味を持って手を出したものの失敗続きだったという。

　だからこそ、孫のせいやには「“安定した職業就いてくれ”って予備校の金出してくれたりとか」といい、それだけに「“芸人なる”ってじいちゃんに言われへんかったな。M－1獲ってやっと“バンザイ”って。それまでは心配されてたな」と祖父母は昔の苦労から、孫には安定した職業を望んでいたと明かした。