「どうする家康」“筋肉体操”村雨辰剛 大河初出演「感謝と感激」熱望の三浦按針役 NHK2大ドラマ制覇

2023年08月03日 12:31

芸能

「どうする家康」“筋肉体操”村雨辰剛 大河初出演「感謝と感激」熱望の三浦按針役 NHK2大ドラマ制覇
NHK大河ドラマ「どうする家康」にウィリアム・アダムス役で出演することが決まった村雨辰剛 Photo By 提供写真
 スウェーデン出身の庭師でタレントの村雨辰剛(35)が放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)にイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)役で出演することが決定し3日、番組公式X(旧ツイッター)で発表された。大河初出演となり、2021年度後期の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に続き、NHK2大ドラマを制覇。村雨は「私は帰化人としてお手本にしている歴史人物です。大変尊敬しています。徳川家康題材の大河ドラマがあった際に、三浦安針の役があるなら是非演じさせていただきたいとずっと思っていました。熱望していた三浦安針役を頂けたことに心から感謝と感激でいっぱいです!」と張り切っている。
 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐の松本潤は大河初主演となる。

 ウィリアム・アダムスのキャッチフレーズは「対外政策を任されたイギリス人航海士」。関ヶ原の戦いの半年前に日本に漂着した英国生まれの航海士。朝鮮出兵後の対外関係に頭を痛める徳川家康(松本潤)の相談相手となり、やがて江戸に招かれ、外交顧問として重用される。日本名・三浦按針。

 村雨は「僕が日本に来て、『日本人』として生きていく覚悟や思いを三浦按針と重ね合わせて見ると、共通点がたくさんあると思いました。異国の地でその国の国籍を持って生きていくのは言葉では言い表せない大変さがあります。現代社会ではグローバル化によって自然に生きていけることも多いですが、江戸時代ではアダムスの苦悩も多かったのではと想像します。そんなアダムスが残した大きな功績を思うと感銘を受けます」と共感。

 「私は歴史が好きで、大河ドラマもいくつか見ました。お気に入りの作品は『天地人』(09年)です。戦国時代で信念を貫いた上杉謙信の生き方と、強い精神が詰まったドラマであるからこそとても記憶に残っていると思います。毎年、大河ドラマが作られていること自体が日本歴史の豊かさを物語っています。今回は、その『文化』に携わることができて、大変光栄に思います。アダムスが残した徳川家康の外交顧問としての功績を、しっかりと視聴者の方に伝えていけるように頑張ります!」

 村雨は同局「みんなで筋肉体操」でもおなじみ。今秋に放送されるドラマ10「大奥」(火曜後10・00)「Season2」にも登場。原作ファン注目の蘭学者・青沼役を演じる。
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