「どうする家康」前田利家役は宅麻伸!松潤家康に興味津々「こんな綺麗な狸はいないだろう~」
2023年08月04日 12:01
芸能
前田利家のキャッチフレーズは「秀吉の友にして、豊臣政権の良心」。豊臣秀吉(ムロツヨシ)の若き頃よりの友人にして、加賀の大大名。豊臣家臣のうち圧倒的な軍事力を持つ“五大老”の一人。武勇に優れ、人望厚く、家康の信頼も厚い。秀吉の死後、加藤清正(淵上泰史)ら武断派と石田三成(中村七之助)ら文治派の対立を収めようと試みる。
宅麻は「前田利家が槍使いの名手であったことなどは描かれてはいませんが、家康との関係を含めて知る限りの人物像を心に…演じられたらと思っています。やはり、秀吉の友と言える数少ない武将。豪快でありながら強さを秘め、冷静に物事を見る力を備える人物のイメージを持っています」と抱負。
83年の大河「徳川家康」は、家康の長男・松平信康役。「切腹を命じられた信康が雨の中、父を訪ね、家康(滝田栄)と父子の別れを寡黙ながらも話す場面は、今も思い出すほど記憶に残っています。家康の背負うものの大きさを、あらためて感じる場面でした」と振り返った。
今作の“松潤家康”は「こんなに綺麗な狸はいないだろ~と思いながらも、新たな家康像として見させていただいていますが、利家が去った後、本領発揮の家康と演(や)れないのが残念です」と心残りも明かした。