「どうする家康」前田利家役は宅麻伸!松潤家康に興味津々「こんな綺麗な狸はいないだろう~」

2023年08月04日 12:01

芸能

「どうする家康」前田利家役は宅麻伸!松潤家康に興味津々「こんな綺麗な狸はいないだろう~」
NHK大河ドラマ「どうする家康」に前田利家役で出演することが決まった宅麻伸 Photo By 提供写真
 俳優の宅麻伸(61)が放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)に加賀の戦国武将・前田利家役で出演することが決定し4日、番組公式X(旧ツイッター)で発表された。大河出演は2006年「功名が辻」以来17年ぶり7回目。
 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐の松本潤は大河初主演となる。

 前田利家のキャッチフレーズは「秀吉の友にして、豊臣政権の良心」。豊臣秀吉(ムロツヨシ)の若き頃よりの友人にして、加賀の大大名。豊臣家臣のうち圧倒的な軍事力を持つ“五大老”の一人。武勇に優れ、人望厚く、家康の信頼も厚い。秀吉の死後、加藤清正(淵上泰史)ら武断派と石田三成(中村七之助)ら文治派の対立を収めようと試みる。

 宅麻は「前田利家が槍使いの名手であったことなどは描かれてはいませんが、家康との関係を含めて知る限りの人物像を心に…演じられたらと思っています。やはり、秀吉の友と言える数少ない武将。豪快でありながら強さを秘め、冷静に物事を見る力を備える人物のイメージを持っています」と抱負。

 83年の大河「徳川家康」は、家康の長男・松平信康役。「切腹を命じられた信康が雨の中、父を訪ね、家康(滝田栄)と父子の別れを寡黙ながらも話す場面は、今も思い出すほど記憶に残っています。家康の背負うものの大きさを、あらためて感じる場面でした」と振り返った。

 今作の“松潤家康”は「こんなに綺麗な狸はいないだろ~と思いながらも、新たな家康像として見させていただいていますが、利家が去った後、本領発揮の家康と演(や)れないのが残念です」と心残りも明かした。
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