カズレーザー　日大アメフト部の薬物疑惑に「（林理事長への）調査報告に誤解なり、虚偽があったのか…」

　お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー（38）が4日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。日大アメリカンフットボール部員の大麻所持疑惑について言及した。 　同部の寮（東京都中野区）から乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤が見つかり、警視庁薬物銃器対策課が3日、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反容疑で寮を家宅捜索。所有者の特定や入手ルートの解明を急ぐ。

　林真理子理事長（69）は、2日夕方に報道陣の取材に応じた際に「違法な薬物が見つかったとかいうことは一切ございません」「私も学生を信じたいという気持ちでいっぱいでございます」と強い口調で疑惑を否定。3日になって一部マスコミの取材に「“今のところは”見つかっていないという意味」と釈明したが、6月末には大学関係者が学内での調査を始めていたとの情報もある。すでに警視庁が植物片などのブツを押収していたにもかかわらず、林理事長はなぜ「違法な薬物が見つかったということは一切ございません」と答えたのか。即時の情報共有がされず“蚊帳の外”に置かれていた可能性もある。

　カズレーザーは「この事件は、数年前のタックル問題とはまた全然違うもっと大きな問題だと思います」と指摘し、「林理事長が調査報告を確認した上で2日の発言があったとしたら、その時点で薬物の使用とか、そういうことが伏せられたのか、伝わっていないのか、それともそれを認識した上でこういう発言をしたのか。でも認識した上でこういうこと言ったら大学全体でこの問題を抱え込むことになるじゃないですか。そういうことってあまり考えづらいと思うので、調査報告の内容に誤解なり、虚偽があったのかなと」と林理事長への調査報告が不正確だった可能性があると推測。そして「だから個人情報を伏せた上で、調査報告の内容を1度公開するのか、明かすのか。もう少し伝えてくれれば、はっきりするんじゃないかなと思います」と自身の考えを述べた。