突発性難聴で先週生放送欠席の垣花正アナ　復帰した現在の体調は「とりあえず経過は順調」

　フリーアナウンサーの垣花正（51）が5日、アシスタントを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に復帰。現在の体調について語った。 　29日の同番組を体調不良のため欠席していた垣花アナは、「いやあ今週は無事にスタジオに来ることができました」と元気にあいさつ。「アッコさん始め、スタッフの皆さん、ラジオをお聴きの皆さん、急きょお休みをさせていただきまして先週」と続けた。

　「当日の朝ですね、先週の土曜日、起きたらまあ目まいが止まらなくて」と回顧。そのような経験は初めてだったとし、「金曜日も普通だったので。お酒も飲んでなくて」と驚いたとした。朝5時に起きたため、「何とかなるだろうと思って家で1時間ぐらい横になっていても治まらないので、試しに動いてみようと思って立ち上がると、より目まいがひどいのと、嘔吐（おうと）を繰り返すような感じだったので。一歩歩くたびに吐く感じだったので」と振り返った。

　そのため「スタジオでこんなことになったらご迷惑をおかけするし」と救急病院に行ったという。「アッコさんもラジオで報告してくださいましたけど、脳には異常がないと。MRIの検査で、“脳には異常がないので、おそらくは耳でしょう”っていうふうに」言われたとし、「これは突発性の難聴という病気で、40代から60代に多いんですって。まさに突発なんですって」と説明した。

　「それでまあ、睡眠不足だとか、過労だとか、ストレスだとか原因ははっきり分からないらしいんですよ。それで耳鼻科に行って、自分の右耳の聴こえの力が、10だとすると1とか2ぐらいまで落ちてる。左は普通なんですけど。だから“これ難聴って病気ですね”って」と振り返った。

　耳を調べたのは「翌日ですね」と話し、「とりあえず吐き気を治めるのに土曜日は必死で。で、土曜日の夜にやっとふらつきがなくなったんで、日曜日の朝、日曜日にやってくださってるクリニックに行って、聴覚検査をやったら、“聴力が落ちてます”と」と回顧。「で“これが戻るかどうかは1週間が大事なんで、薬を毎日飲んで、普通に過ごしてください”と」と言われたとした。

　現在の耳の状態については「昨日病院で検査をしましたら、5ぐらいまで戻ってますね。10のうち」と垣花。「これ三分の一は完治するんですって。三分の一は中途半端に戻る、三分の一は全く戻らないっていう」と明かすと、パーソナリティーの和田アキ子は「えーっ。怖いじゃないですか」と驚き。垣花は「結構怖い病気らしいんですよ」と続けた。

　垣花の場合は「1から2ぐらいのが、5までは戻ったんで、“とりあえず経過は順調”と。ただこれからどれだけ戻るかは人それぞれ」と話した。「急に。なんの予兆もなく、びっくりしましたね」と語ったものの、「案外、“実は僕もやったことがあって”って言う方が周りにも多かったんですよ。だから言ってないだけで、実はって言う方は…。誰にでもあるっていうことではある。怖がらせるっていう意味ではなく。しっかりと体調管理っていうか。僕の場合過信してたと思うんで。気を付けようと」と思ったと話した。