三田寛子　実父の87歳での死去を報告「父の娘に生まれたことに感謝」　一時危篤も回復を明かしていた

　歌舞伎俳優の中村芝翫（57）の妻でタレントの三田寛子（57）が9日、自身のインスタグラムで実父が87歳で他界したことを報告した。 　この日、三田は「8月5日 87歳で父が天国の母の元へと旅立ちました」と父の他界を報告。これまでも父に関する投稿をしていたことから「Instagramを通して皆様からの父への温かいお言葉にいつも心から感謝しております」とフォロワーへの感謝をつづった。

　「父が残した一つの箱の中には、私の幼稚園から高校までの通信簿や、芸能界デビューの頃の新聞や雑誌の切り抜き、実家に届いたファンの方からのお手紙など大切に残してくれていました」と父の形見の品を公開。「デビューが決まった時、とても喜んでくれて寮からお披露目のカードを添えて送った手紙も保管されていました。当時のこと昨日の事の様に思い出しました。デビュー前月1982.2.24の消印です」と思い出をつづった。

　「家族で昨日滞りなく相済ませここに生前のご厚誼を深謝し衷心より御礼申し上げます」と記し、ハッシュタグで「#三田寛子」「#父の娘に生まれたことに感謝」と添えた。

　三田は7月22日の投稿で「『第一回神谷町小歌舞伎』の初日開演30分前に倒れ　無念にも劇場ではなく病院へ運ばれ先生方の懸命な救命治療で一命を取り止め　危篤な中本人も頑張っていました」と6月30日に倒れたと明かし、それでも「『神谷町小歌舞伎』～成駒屋三兄弟の挑戦～の放送前夜にBS朝日のHPのダイジェスト映像を聴かせて息子が呼びかけると3週間ぶりに起きてくれた！！」と明かしていた。

　今月7日には父とのツーショットを投稿。「8月8日は#親孝行の日　今日は弟と心をこめて　最後の親孝行をつとめあげられたのかもしれません」と報告。「幼き頃両親に手作り肩揉み券をプレゼントした時とても嬉しそうに笑ってくれました　ある日の里帰りの折父が手土産のクッキーをモンスター化して大喜びしてくれた写真をみながら　15歳から上京し芸能界でお仕事をし東京でそのまま嫁入りし　そばで親孝行がなかなかできませんでしたが　尊敬する両親の娘としてこの世に生を受け沢山のご縁ある人生を歩めて心から感謝しています」と父との思い出をつづっていた。