清原博弁護士 容疑者自首狙った日大の思惑推察「自首すれば逮捕しないかも…粘ったのでは」

2023年08月09日 16:53

芸能

清原博弁護士 容疑者自首狙った日大の思惑推察「自首すれば逮捕しないかも…粘ったのでは」
東京・赤坂のTBS Photo By スポニチ
 国際弁護士の清原博氏が9日、9日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、日大アメリカンフットボール部員の北畠成文容疑者(21)が寮で覚醒剤と大麻を所持していた容疑で逮捕された事件を受け、8日に日大が開いた会見についてコメントした。
 警視庁薬物銃器対策課は5日、覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の疑いで部員の北畠成文容疑者(21)が逮捕。日大は8日に都内で会見を開き、事件の経緯などを説明した。部の寮から不審物が発見されたのが先月6日で、警察への報告は18日。この“空白の12日間”について、沢田康広副学長は「本人に反省を促し自首させたいと考えていた」と意図を説明した。

 こうした説明に、清原氏は「うがった見方かもしれないけど」と前置きしつつ、「自首をすれば、警察は逮捕はしないかもしれない。逮捕されなければ、メディアも分からないし、名前も公表されない。内々で終わってしまう。何とか自首させようとして12日間、粘ったのではないかとも思ってしまいます」と自身の見解を披露した。

 アメフト部は2018年に悪質タックル問題で世間から厳しい批判にさらされた。清原氏は「アメフト部の悪質の事件があって、メディアに注目されるのは知っていた。メディアにかぎつけられないように、なるべく内々で処理したいという思いが先に来ていて、大ごとにしたくない、何とかうまい方法で内々で終わらないだろうかと、それを模索しているように見えた」と、日大サイドの思いを推察。「私はそれを隠蔽とは思わないけど、本当は犯罪であるならば、すぐ警察に相談すべきところですよ。それをしていないところが、大学の組織を守ろうとしているふうに見えています」と指摘した。
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