関ジャニ∞・安田章大 6年前の脳腫瘍手術後できなくなったこと 「考えられないぐらいの絶望」だった

2023年08月12日 14:55

芸能

関ジャニ∞・安田章大 6年前の脳腫瘍手術後できなくなったこと 「考えられないぐらいの絶望」だった
関ジャニ∞・安田章大 Photo By スポニチ
 関ジャニ∞の安田章大(38)が11日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。脳腫瘍の手術後の生活の変化について語った。
 安田はVTRで、24歳の時に訪れたという中米の国ベリーズを再訪した。かつて訪れた理由について「僕はダイビングが大好きで、ダイバーやった自分がいて、ここに来て、まだ20本目ぐらいの時かな。30本いかんぐらいの時に、このベリーズの外洋に出させてもらって、たくさんの生き物とダイビングをさせてもらったんですよ」とかつては年間150本潜るほどのダイビング好きであったためと回顧した。

 そして「僕自身、ここに来れた14年前と、今が現状が全然違うから。自分の体のこともそうだし、考え方も違うから」と告白。6年前の2017年、脳腫瘍の一種「髄膜腫」を発症。手術は成功したものの、光過敏という後遺症に悩まされ、サングラスが手放せなくなった。気を失う可能性があるため、ダイビングをあきらめ、海にも近寄らなくなったという。

 「メガネを着けなきゃいけなくなったり、ダイビングができなくなったりっていうのに対して。折り合いは多分つけてきたんですけど、つけきってないんですよね、きっとね」と続けた。

 スタジオで今田耕司が「例えば見に行ったりとか、波打ち際じゃないですけど、海水浴場にっていうのもつらいよね逆にね」と話すと、安田は「そうなんですよ。なんか行きたいなってめっちゃ思うんですけど、行ったとて、“うーん、違うな、なんか入られへんし”みたいな。そやから足さえつけたことなかったです。ずーっと」と明かした。

 VTRでは海に潜れないと知った時の思いについて「考えられないぐらいの絶望ですね。絶望は今でも絶望なんで消えないと思います」と明かし、「できてたことができなくなるってやっぱりどうしても複雑で、自分自身を許せるタイミングって言うのがなかなかない気がしてて。それをその土地で改めて自分で自分に向き合って自分と会話をして、悩んだままでOKっていうのを言ってあげるっていうのをできたらいいなと思いますけどね」と語った。

 それでも今回の旅では「自分のきっかけが誰かのきっかけになってくれたら凄くいいなと思うんですよ」とダイビングこそできないものの、6年ぶりに海に入ることを決意。離島の浅い海でシュノーケリングを楽しむ姿を披露すると、「メッチャ気持ちいい。こういうことかもな…。やっぱり海が自分にとって大切であり必要なんですね。水面からやっぱり見てるのとね、水中から見てる景色ははるかに違うくて」としみじみと話した。
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