錦織一清 芸能界への憧れはあの人気作のやられ役から「崖の方へぐるっと回りながら落っこちたり」

2023年08月12日 16:35

芸能

錦織一清 芸能界への憧れはあの人気作のやられ役から「崖の方へぐるっと回りながら落っこちたり」
錦織一清 Photo By スポニチ
 俳優で舞台演出家の錦織一清(58)が12日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演し、少年時代の意外な憧れについて語った。
 1985年に「少年隊」の一員でレコードデビュー。アイドル界屈指のダンス巧者として知られた。「ナイツ」土屋伸之が「A.B.C―Z」河合郁人の話として、「錦織さんのバック転はまねできない。一番すごい。ダンスはすごい」と話していたことを明かすと、錦織は「CGだったんじゃないですか?」とジョークで返した。

 少年時代は、ダンスというより「体を動かすことが好きだったんですよ」という。そのころの夢は、スタントマンになること。特撮ヒーロードラマ「仮面ライダー」が放送を開始し、夢中になったという。舞台で共演するスーツアクターの春田純一の名を挙げ、「春田純一さんが僕よりも10歳くらい年上の人なんですけど、僕たちが見ていた仮面ライダーのトランポリンアクターだったんです。スーツを着て。1日に何百カットも撮るみたいな」と説明した。

 しかし、錦織の憧れは、仮面ライダーではなく、その敵役。「もっと体を使うみたいな、ショッカーに憧れたんですよ」と打ち明けた。ショッカーといえば、仮面ライダーシリーズでも最下級の戦闘員で、いわゆる“やられ役”。「え?ショッカー?」と口をそろえるナイツの2人に、錦織は「ショッカーの方が、崖の方へぐるっと回りながら落っこちたり、そういうスタントマンになりたかったんです。器械体操部にいたりもしたので」と付け加えた。

 「体を使うことには自信があった」という錦織だが、ジャニーズ事務所に入るとその自信は崩れ去った。「その時ダンス踊らされて、自分では体が利くということを自負していたんだけど、踏めないステップとかがそこであったんですよ。なぜか悔しくて。小学生だったんですけど、できないステップがあって、それが悔しくて」。悔しさからダンスにのめり込んでいったという。
【楽天】オススメアイテム