【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第30話 織田燃ゆ…お市の美しき武将の炎 茶々の妖しき復讐の炎

2023年08月13日 17:01

芸能

【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第30話 織田燃ゆ…お市の美しき武将の炎 茶々の妖しき復讐の炎
イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第30話大河絵 織田燃ゆ…お市の美しき武将の炎 茶々の妖しき復讐の炎 Photo By スポニチ
 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は13日、第31話が放送される。
 先週の第30話は「新たなる覇者」。「伊賀越え」を成し遂げ、無事、浜松へ戻った徳川家康(松本潤)。一方、羽柴秀吉(ムロツヨシ)は織田家の跡継ぎを決める清須会議で、織田信長の孫・三法師を擁立しつつ、織田家の実権を握ろうとしていた。秀吉の動きが苦々しいお市の方(北川景子)は柴田勝家(吉原光夫)との結婚を決意。秀吉と勝家の対立が深まる中、家康は旧武田領に手を伸ばす関東の雄・北条氏政(駿河太郎)との一戦に臨むことに…という展開だった。

 信長亡き後、秀吉の怪しい目が鋭く輝きを放つ。それに立ち向かったのが信長の妹・お市の方。

 「私は、誇り高き織田家の娘じゃ。男のように乱世を駆け巡るのが、我が夢であった。最後にほんの少し、その真似事ができた。この戦の総大将は、この市であると心得ておる!敗軍の将は、その責めを負うもの。一片の悔いもない。織田家は死なぬ。その血と誇りは、我が娘たちがしかと残していくであろう」

 そして長女・茶々は死を覚悟した母に抱きつき「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を獲ります」。

 越前・北ノ庄城は落城。勝家、お市は自害した。秀吉は節を付けて「白兎、白兎。白兎、白兎」とつぶやく。家康は「秀吉は、わしが倒す」――。

 秀吉の思い通りにはさせぬ。凛々しくも儚い、美しき甲冑姿のお市の最期。復讐を胸に妖しく微笑む茶々を石井さんが描く。


 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。
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