橋下徹氏 日大アメフト部の処分解除に理解も「日大の方も調査がちょっとまだ不十分なのかなと」

2023年08月13日 14:50

芸能

橋下徹氏 日大アメフト部の処分解除に理解も「日大の方も調査がちょっとまだ不十分なのかなと」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。日大で起きたアメリカンフットボール部の薬物事件に言及した。
 アメリカンフットボール部は、覚醒剤取締法違反および大麻取締法違反の疑いで部員1人が警視庁に逮捕され、大学から今月5日に無期限活動停止処分を科されたが、逮捕された部員を除いて10日に処分が解除された。一方、関東学生アメリカンフットボール連盟はオンラインで臨時理事会を開き、同部を「当面の間の出場資格の停止」とすることを決定。9月2日に予定されていた関東大学リーグ1部上位「TOP8」のリーグ戦・法大戦は中止となる。

 橋下氏は「僕は高校時代にラグビーをやっていたんですけれども、一部の部員が何かやったことによって、連帯責任を負わされるっていうことは、高校の時に嫌で嫌でしようがなかったんですよ」と言い、「日本って近代国家で、しかも戦後は個人の尊重ということでね、ルール違反を犯した場合の制裁もやっぱり個人がまず原則なんですが、どうもスポーツの世界とかグループの世界になると連帯責任ということがずっと戦後もはびこっていた」と指摘。そして、「甲子園なんかでも、サッカーでもそうだけども、一部の部員の不祥事によって、3年間、いや6年間、汗水流して頑張っていた最後の大会、出場停止なんてとんでもないと思っていた」と強調した。

 その上で「やっとここに来て、ルールを犯した部員は厳正に罰を受けなければいけませんが、チーム連帯責任ではないよっていう考え方が出てきたのは僕は賛成」としつつ、「ただアメフト連盟の方も、その1人だけだったら1人だけ、まだ今、調査ができていないから当面見合わせると。日大の方も調査がちょっとまだ不十分なのかなというところを心配しているんですけれども」と自身の受け止めを話した。
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