大谷翔平がプロ入り会見で感謝した恩人 徳光和夫が裏話披露「名前を挙げなかったけども…」

2023年08月16日 20:00

芸能

大谷翔平がプロ入り会見で感謝した恩人 徳光和夫が裏話披露「名前を挙げなかったけども…」
フリーアナウンサーの徳光和夫 Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー徳光和夫(82)が、16日放送のテレビ朝日系「ザワつく!路線バスで寄り道の旅」(後6・45)に出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平(29)のプロ入りにまつわる裏話を披露した。
 同局の人気番組「ザワつく!金曜日」のスピンオフ番組。この日は一茂、「路線バスで寄り道の旅」のレギュラー徳光、元巨人投手で野球解説者の槙原寛己氏らとともに、都内を貸し切り路線バスで回った。

 旅の道中のトークで、徳光は現役を引退後、海を渡った1人の人物の名前を挙げ、槙原氏に尋ねた。「小島圭市って覚えてる?」。小島氏は1986年、投手としてドラフト外で巨人に入団した。しかし、左肘の故障もあって思った活躍ができず、メジャー挑戦も失敗。台湾プロ野球に移籍後、引退した。

 ユニホームを脱いだ小島氏は、裏方としてメジャーに“再挑戦”。ドジャースの極東担当スカウトに就任した。徳光は「彼が見つけた選手が大谷翔平だったんです」と明かし、一同を驚かせた。

 「高校1年生の時からずっと、(小島氏が)“高校を卒業したらメジャーに行こう、メジャーに行こう”って言うんで、大谷は完全にメジャーモードになって。ドラフト指名の時に、“自分ではメジャーに行きます”って宣言したんです。それは小島圭市がドジャースへの道を作っていたから」

 しかし、大谷は12年のドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けて入団。当時の監督だった栗山英樹氏から、プロでの二刀流継続などを打診され、熱い説得に心を動かされた。

 日本ハム入りを表明した会見で、大谷はこんなコメントをした。「自分がメジャー表明してから、そのきっかけになったのも、1年生の時から3年間、自分のそばで自分を高く評価して下さって、自分を見続けて下さった方がいたからだと思っていますし、その人にもすごく感謝しています」。徳光は「名前を挙げなかったけども、僕は小島君のことを言っていると思った」と振り返り、大事な舞台で感謝の言葉を話す大谷に対しても「大谷っていうのは実に人間的にすばらしいと、その時思ったんです」と語っていた。
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