テレ東「やわ男とカタ子」　“陰の雰囲気”がハマった松井玲奈のヒロイン役

　三浦翔平（35）の主演で7日にスタートしたテレビ東京ドラマ「やわ男とカタ子」（月曜後11・06）は自己肯定感ゼロのヒロイン・藤子を演じる松井玲奈（32）も話題を呼んでいる。 　「藤子は物凄くキャスティングが難しくなると思っていました」とは木下真梨子プロデューサー。そんな中で「表情のつくり方が原作の藤子っぽいなと思いました。身にまとっている雰囲気が藤子の雰囲気を持っていて、早い段階からお願いしたいと思っていました」と白羽の矢を立てたのが松井だった。整った顔だけではなく、どこか“陰の雰囲気”を出すことができる演技を評価した。

　今作は三浦演じるハイスペックなオネエの小柳が、藤子の自意識を変えていく中で恋が芽生えていくラブコメディー。木下さんが2人の掛け合いで印象に残ったのが「藤子が何かに気づくシーン」だという。「自分の何がいけなかったのか気づく瞬間や“これがいけなかったから私は変わらなきゃ”と立ち上がる感じとかは毎回印象に残っています」。藤子の“気づき”が作品を盛り上げていく。