戸田奈津子さん 80歳過ぎても現役続ける理由 アシスタントなし週1本ペース「自分でやったほうが早い」

2023年08月17日 15:33

芸能

戸田奈津子さん 80歳過ぎても現役続ける理由 アシスタントなし週1本ペース「自分でやったほうが早い」
字幕翻訳家の戸田奈津子さん Photo By スポニチ
 字幕翻訳家の戸田奈津子さん(87)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。80歳すぎても現役を続ける理由を明かした。
 戸田さんは80代となった今でも現役で、40年以上、1500本以上を手掛けてきた。公開中の映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」や「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」でも字幕を担当している。

 「私は40過ぎてから始めたんです。それまでチャンスがなくて。本当に凄い数を、週に1本くらいのペースでやってました」と説明。アシスタントもいないといい、「週に1本、やるわけですから、そんなに人の手なんか借りてたら時間取っちゃう。自分でやったほうが早いです。自分一人でやってきました」と話した。

 黒柳徹子から「87歳で現役を仕事してらっしゃるのが凄い」と声をかけられると、戸田さんは「好きでやっていたわけですから、機会があればやってます」と笑顔。現役を続けられる秘けつは「もちろん、自分の仕事が好きだった、ってこと。いやいやなんてとてもやってられませんから。好きなことをやっていたわけだから続いたわけだし、最後まで楽しんでやってこられたし。それに尽きると思います」と話した。

 結婚については「私はやはり関心なかったです。仕事が面白かったし、したかったし、両立はできない仕事だったので」と笑った。

 トム・クルーズをはじめ、多くのハリウッドスターたちにも愛されてきた。「私は、自分がそんなに英語が上手なわけじゃない。すっからかんに、あけすけに自分を見せちゃう。自分をよく見せようとか卑下しようとかそういう気持ちなし、このままで付き合うと、向こうもそのままで付き合ってくれるかなと思います。大スターって仰ぎ見られるのは嫌。それが分かっているので、見上げたりはしません。そうすると、とても気持ちよくやってくださる。お互いに普通がいいんです」とした。
【楽天】オススメアイテム