猿之助被告出演映画「緊急取調室」が公開へ希望「準備を進めております」「どうかお待ちください」

　両親への自殺ほう助罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助（本名喜熨斗孝彦）被告（47）が出演し、現在公開延期となっている「緊急取調室　THE　FINAL」の公式サイトが今月8日に更新され、公開へ向け「準備を進めております」と報告した。 　テレビ朝日の人気ドラマシリーズの劇場版で、今年6月16日に公開を予定していたが、猿之助被告が5月18日に自宅から緊急搬送された後、公開延期の措置が取られた。同17日には天海祐希主演のスペシャルドラマ「緊急取調室」を放送予定だったが、こちらも延期。テレビ朝日は7月に行った定例社長会見の中で、同映画について「心待ちにされていた皆様、出演いただいた皆様、制作スタッフならびに関係者の皆様に改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪し、猿之助被告が出演する作品の配信を順次停止すると発表していた。

　猿之助被告は、7月31日に勾留先の警視庁原宿署から保釈された。その後、今月8日に映画公式サイトは「ムビチケに関するご案内」を掲載。「公開を延期しておりました劇場版『緊急取調室 THE FINAL』ですが、現在、皆様にお届けできるよう準備を進めております」と現状を報告した。

　すでに購入済みのチケットについて「延期いたしました後の公開でもご利用いただけますので、そのままお持ちいただき、是非ご利用ください」と呼びかけ。払い戻しについては「ただし、延期時期は未定の為、払戻しをご希望のお客様には、ご購入いただきました店舗にて対応させていただきます」とし、「ご覧いただける日まで、どうかお待ちいただけますと幸いです」と、公開への希望を記した。