【来週のらんまん】第21週 物語は2年後 聡子から田邊教授の蔵書…“師”の思いに万太郎は粉骨砕身
2023年08月19日 13:00
芸能
朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。
主題歌はシンガー・ソングライターのあいみょんが担当し、楽曲は「愛の花」。語りは女優の宮崎あおいが務める。
第21週(8月21日~8月25日)は「ノジギク」。
田邊(要潤)に代わって徳永(田中哲司)が教授となってから2年の月日が流れた。ある日、田邊が不慮の事故で亡くなったという知らせが届く。聡子(中田青渚)から田邊の遺言を聞き、その蔵書を受け取った万太郎はさらに研究に打ち込む。しかし、この頃の槙野家の生活はギリギリ。寿恵子は、万太郎の研究と家族の生活のため、叔母・みえ(宮澤エマ)の料亭で働くこととなった。ある夜、得意客の実業家・岩崎弥之助(皆川猿時)が訪れ、皆でキクを持ち寄って品評会をしたいと言い始める。そして、一等に選ばれたキクは岩崎が買い上げるという。借金返済のため、寿恵子は万太郎に頼み、キクを採集してきてもらう。