佐野史郎　6月に急性腎障害で緊急入院「負担をかけてたのが一気に爆発」現在は「おかげさまで順調に」

　俳優の佐野史郎（68）が20日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」（日曜後1・00）にゲスト出演。急性腎障害による検査のため、緊急入院した当時を振り返った。 　佐野の緊急入院は6月29日に所属事務所が発表。事務所は「10日ほどの入院」とし、予定していたラジオ番組やトークイベントへの出演は見送った。佐野は7月8日には自身のSNSで無事に退院したことを報告、「腎機能が悲鳴をあげてはおりましたが、日々、快方に向かっております」と現状を明かしていた。

　また、佐野は2021年12月に腎機能障害から、がんの一種である多発性骨髄腫が判明し、休養。現在は寛解しており、再発予防の維持療法を行っているとしていた。

　佐野は7月2日の同番組に出演予定だったが、緊急入院のため欠席。この日は元気な様子で「申し訳ない。いやあTBSさんにはいろいろねえ、ご迷惑ばっかりおかけして。（多発性骨髄腫の際にドラマ）『リコカツ』を途中降板したり、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

　発症は「急だったんですよ」と言い、「腎臓なんだけど、腎臓って沈黙の臓器っていうじゃないですか。本当にそうで、2、3週間前に血液検査した時は全然正常だったんですよ」と回顧した。

　「ちょっと過労と、台風で生放送があったんで移動してたんですね、途中で新幹線が止まっちゃって、レンタカー借りて無理やり行ったんですよ、そういうこととか、まあいろいろ薬の副作用だったりとか、もう僕は抗がん剤治療もやってたんでね。まあいろいろ腎臓に負担をかけてたのが一気に爆発しちゃったって感じで」と説明すると、「でもおかげさまで順調に。数値もグワーっと良くなってきて」と明かした。

　パーソナリティーの「爆笑問題」太田光が「年齢的に無理できないってことですよね」と話すと、佐野は「きますねやっぱり。機械と一緒でね、使ってるとね、壊れてくる。メンテナンスしないとだめですね」としみじみと話した。