古舘伊知郎 すべてのレギュラー降板して「報ステ」キャスターに就任したワケ「全然やりたくなかった」

2023年08月20日 15:10

芸能

古舘伊知郎 すべてのレギュラー降板して「報ステ」キャスターに就任したワケ「全然やりたくなかった」
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(68)が19日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。テレビ朝日「報道ステーション」のオファーを受けた理由を明かした。
 1984年にテレ朝退社後、各局で活躍していた古舘。そんな中、2004年、各局のレギュラー番組を相次いで降板し、テレ朝の看板ニュース番組「報道ステーション」のメーンキャスターに就任した。

 古舘は「始めは全然やりたくなかったんですよ」と告白。「ニュース原稿をきっちりと読むよりはアドリブでいろいろと描写したいと思っていたから、ちょっと欲が出たの」と明かした。

 49歳で「報道ステーション」のメーンキャスターとなった古舘。「49歳手前で、何年か前から“久米(宏)さんの後で”ってお話をいただいた時に、僕は初めはイヤだと思ったんですよ。ところが、“あれ、俺、報道って1回もやったことない。局アナ時代にニュース原稿はスポットニュースで読んでいたけど、それ以降、ちゃんとしたニュースショーなんてやったことない”と思ったら、欲が出てきちゃって」と説明。「アナウンサー系とかしゃべり手がやる仕事は全部網羅して死んでいきたいぐらいに思っちゃって。それで急にやりたくなっちゃって。コンプリートしたかったんです」と話した。

 さらに「テレ朝が僕の学び舎だったから、22歳から29歳まで、アナウンス技術を勉強させてもらったところだから、そこに錦の御旗を飾りたいというか、里帰りしていいところを見せて、やったら喜んでもらえるならって、自意識過剰で思ったのもうずきました」とも続けた。
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