橋下徹氏 高校球児の丸刈りに「自主的にやる人はいいんですけども、不合理なことには違うんだと」
2023年08月20日 17:19
芸能
準決勝に進出した4校のうち、土浦日大(茨城)、慶応は“非・丸刈り”。日本高野連の髪形についての調査によると、2018年度は76・8%(3025校)の学校が丸刈りだったが、今年度は26・4%(1000校)に激減。「特に取り決めず長髪も可」とした学校が18年度の14・2%(559校)から今年度は59・3%(2246校)に急増した。
橋下氏は「甲子園って、いい意味でも悪い意味でも学校のクラブ活動の象徴みたいなもので、僕も甲子園の在り方については、いろいろ批判させていただきましたけど、やっぱり徐々に徐々に時代に合わせて変わってきてますよ。その中でも象徴はこの丸刈り」と指摘。そのうえで「これ、僕らの昭和時代のスポーツの悪しき慣行というか、上から不合理なことを言われても、それに従ってしまう。だけど、やっと丸刈りについて“なんで丸刈りなんだ”ってことを考えるようなチームも出てきた」と言い、「大谷選手の活躍も含めて、今、海外で活躍している選手は、やっぱり上から不合理なことを言われて従うのではなくて、自分で考えながらやっていく選手が活躍しているじゃないですか。僕はねえ、本当に甲子園でね、やっとこの丸刈り、“こんなの不合理じゃないか”って声をもっと大きく出してね、自由にやってもらいたい。自主的にやる人はいいんですけども、不合理なことにはきちっと違うんだと言うようなクラブ活動にしてもらいたい」と自身の考えを述べた。