水原希子 10月から拠点を米ロサンゼルスに「アメリカ人である自分をもう1回、見つめ直して」

2023年08月20日 18:06

芸能

水原希子 10月から拠点を米ロサンゼルスに「アメリカ人である自分をもう1回、見つめ直して」
モデルで女優の水原希子 Photo By スポニチ
 モデルで女優の水原希子(32)が19日、MCを務めるテレビ朝日「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演。10月から拠点を米ロサンゼルスへ移す予定であることを明かした。
 水原はアメリカ人の父、韓国人の母のもと、米テキサス州で生まれ、2歳の時に家族で神戸へ移住。雑誌「Seventeen」のオーディションに合格、13歳でモデルデビュー。16歳で上京し、ファッション誌「ViVi」の専属モデルに。20歳の時に映画「ノルウェイの森」(2010年)でヒロインに抜てき。その後、女優としても幅広く活躍している。あふれ出る個性を発信し続けているのが2012年に始めたインスタグラムで、フォロワー数は約770万人となっている。この日は交際中の世界的に活躍するピアニストのジョン・キャロル・カービーさんとバカンス中のバリ島からリモート出演した。

 水原は今後について「ベースはアメリカにしてみようかなと思っていて。東京に出てきて、十何年経って、今が私にとっても分岐点で」と告白。これに、番組MCのマツコ・デラックスも「いいと思う、ただ、アメリカに行ったら、もっとはっちゃけるわよ。なかなか日本にいてあんな格好できる人いないわよ」と笑った。

 そもそもロサンゼルスに拠点を移す決断をしたのは「理由はいろいろあって」と水原。「ハーフだったから、父親もすごい身長高い190センチぐらいあったし、派手な人だった。その当時、名字はダニエルだったので、凄いからからかわれたりとかして…」と回顧。「小学校5年生の時に両親が離婚したんです。離婚した時も、うちの父が大変な人だったので、そのトラウマがずっとあって、英語とか自分のアメリカのサイドを消そうとしたんです。それで、英語も全くしゃべれなくなっちゃったんです、一時。でも、コロナ以降、ソーシャルメディアもそうですけど、仕事をしていく中でも海外の人とコミュニケーションを取るきっかけも増えたり、ちょっとずつ自分の中でトラウマ的なものとか、受け入れられるようになってきたタイミングで、アメリカに実際に住んでみて、アメリカ人である自分をもう1回、見つめ直して(いきたいと思った)」と明かした。

 そんな水原にマツコは「結構、お父さんの血だと思う」とし、「ずっと日本で暮らしていたり、ずっと日本文化だけで過ごしている人では躊躇(ちゅうちょ)してしまうことだったり、行き切れないことを希子ちゃんは軽々とやるから。根っこに流れている血って、やっぱり凄い。もちろん、日本的なものだったり、アジア的なものはあるけれども、それだけではぶっ飛べない部分っていうのがある。SNSって大きかったと思う、いろいろな壁を壁じゃなくす意味で。そういうのを駆使していく中で、ごく自然にようやく、本来の希子ちゃんのスタートラインに立ったんじゃないかっていう気はちょっとする」と背中を押した。

 移住の時期については「10月ぐらいから行こうと思っていて。結構すぐ」と説明。交際中のジョンさんとの同居については「(一緒に)暮らすかな?って今ちょっと話し合い。今考え中って感じです」とした。

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