藤井王位 マリンライナーと高徳線で会場入り 22、23日に徳島で第5局 佐々木七段に勝てば4連覇

2023年08月21日 19:41

芸能

藤井王位 マリンライナーと高徳線で会場入り 22、23日に徳島で第5局 佐々木七段に勝てば4連覇
佐々木大地七段との対局場検分に臨んだ藤井聡太王位(日本将棋連盟提供) Photo By 提供写真
 藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=に佐々木大地七段(28)が挑む第64期王位戦7番勝負第5局はきょう22、23日と徳島市「渭水苑」で指される。21日は同所で対局場検分があり、その後取材対応した。
 星取りは開幕3連勝した藤井に、佐々木がカド番へ追い込まれた第4局で1勝を返し、3勝1敗。藤井にとっては、31日からは史上初の全8冠独占がかかる王座戦5番勝負が始まり、重要対局が続く。

 3年連続となった徳島対局。過去2年は淡路島経由の車移動だったが、今回は新幹線を降りた岡山から高松までマリンライナー、そして徳島まで高徳線に乗車した。お目当ての2700系はJR四国の特急「うずしお」などに使用。「鉄道でこれて楽しめた。いつかゆっくり来れたらいい」と鉄道ファンらしい願いを叶えた。徳島対局では連勝中だけに「過去2年集中して指せた。期待に応えられる将棋にできれば」と3連勝を期した。

 一方の佐々木は対藤井戦4勝8敗のうち、後手番での5戦全敗を問題視。今回は後手番とあり「課題は山積み。自分なりに精一杯準備してきたので、悔いのない将棋にしたい」と秘策の存在をほのめかせた。
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