マイファスHiro、父・森進一の前で歌った伝説の「襟裳岬」実はあるタレントのアドリブがきっかけだった

　元お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之（53）が21日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ゲスト出演したロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル・Hiro（29）が父で歌手・森進一（75）との共演秘話について語る場面があった。 　親子は20年11月放送のフジテレビ「土曜プレミアム・まつもtoなかい～マッチングな夜～」で、メディア初共演を果たした。しかし、当時は“手探り”の状態だったため「松本（人志）さんも、普段のときより全然踏み込んでこなくて。中居（正広）さんもよくわかってなくて。うちの父親って誰もイジったことがないから、線引きが超難しくて。“ワンチャン、キレるんじゃないかな?”っていう可能性もあって」と独特な緊張感があったことを告白した。

　そして、なんとか無事に収録を終えマイクを外していると「中居さんから“お父さんの曲って、今歌えない?オンエアとか全然なくていいからさ”って」と突然声をかけられたという。「スタッフさんもカメラを片付けてる感じで、そのテンションなら“全然いいですよ”って言って。そしたら急にカメラが回って、あんな感じになった」と打ち明けていた。

　Hiroは父の代表曲「襟裳岬」を本人の前でカバー歌唱。美声を響かせたが、父は「いいねぇ、僕よりいいねぇ!」と大きな拍手、そして中居も「ちょっと泣きそうになっちゃったよ」と称賛の声を送っていた。